スイスの国営郵便局がドローン配達。攻めてるなあ。

2015年の春から、Swiss WorldCargo(スイスの国営郵便局)とMatternet(カリフォルニアを拠点とするドローン製造会社)が共同でドローンによる郵便物の配達の試験を行っているという。実際に商用として飛ばすのは5年後を見込んでいる。

3889photo by https://http://www.theguardian.com/

Matternet社はAmazonがドローンを使って配達を試みる以前から、既にドローン配達のビジネスに取り組んでいた。新興国の道路が舗装されていないような地域や必要な物資が届かない村などにも必要なものが届けられることを目的としているようだ。

実際にスイス国営郵便局の配達に使われるのは、Matternet社の Matternet Oneというドローン。

matternet-one-deliver-drone-21photo by https://mttr.net/

見た目は他のドローンとほぼ同じで4つのプロペラがあり、赤い部分に届ける書類や薬などを置くようになっている。バッテリー駆動式で、1kgまでの荷物に対応、一度の充電で20kmまで飛行可能だ。

しかし、MatternetONEの大きな特徴は、操縦者がいらないこと、そして目的地までの途中に基地を作ることで充電したり障害物をよける飛行路を事前にプログラム出来ることだ。

ただ、スイス国営郵便としては、ドローンでの配達は被災地への物資の配達など緊急事態のみで、通常業務での使用は考えてないよう。

このニュースに注目したのは、「ドローンで配達する」という目新しさよりも、「スイス国営郵便」が試みているというところだ。

日本では官邸屋上にドローンが墜落し、ドローンを規制する方向に向かっている。一方で、スイスでは国営郵便がシリコンバレーのスタートアップと共同で新しいことにチャレンジしているのだ。

その姿勢は見習うべきであり、日本として危機感を持つべきだと思う。

この試みが失敗したとしても、この姿勢を持ったスイスならまた何か新しいことにチャレンジするだろう。

スイスは攻めてるなあ。

日本はあの「事件」がおきた時に、「ドローンを使って官邸の監視体制を強化する」なんてことをしたら世界からも評価されたかもしれないのに。

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